結論から言うと、ランニングの消費カロリーは、走ったことによる正味の分だけで体重1kgあたり1kmで約1kcalです。体重60kgなら1kmで約60kcal、10kmで約600kcalになります。下の表は消費カロリー計算ツールと同じエンジンで計算しています。
| 体重 | 1kmあたり | 5km | 10km | ハーフマラソン |
|---|---|---|---|---|
| 50 kg | 50 | 250 | 500 | 1,055 |
| 60 kg | 60 | 300 | 600 | 1,266 |
| 70 kg | 70 | 350 | 700 | 1,477 |
| 80 kg | 80 | 400 | 800 | 1,688 |
| 90 kg | 90 | 450 | 900 | 1,899 |
| 100 kg | 100 | 500 | 1,000 | 2,110 |
ペースでほとんど変わらない理由
アメリカスポーツ医学会(ACSM)のランニングの式では、平地では1m進むごとに一定量の酸素を使うと考えます。速く走れば1分あたりの消費は増えますが、そのぶん早く1kmを走り終えます。1kmあたりで見ると、この2つの効果はほぼ打ち消し合います。「30分で何カロリー」という聞き方があいまいなのはこのためで、決め手になるのは30分で何km走れたかです。
合計と正味
多くのアプリは合計を表示します。走っている間に体が使ったエネルギーすべてで、座っていても使うはずだった分も含みます。正味は、その安静時の分を差し引いた値です。体重70kgの人が5kmを30分で走ると、合計は約387kcal、正味は約350kcalです。1回の差は小さいものの、いつも多めに見える方向にずれるので、計算ツールでは両方を表示しています。
歩いた場合は?
平地を歩くと、1kmあたりの消費は走る場合のおよそ半分です。同じ体重70kgの人が5kmを1時間で歩くと正味で約175kcal、走ると約350kcalです。上り坂では話が変わるので、計算ツールにはトレッドミルの表示に合わせた傾斜の欄があります。
数字に含まれないもの
これはトレッドミルでの平均から作った推定値です。風や路面、入力しなかった坂、走りの効率は含まれず、同じ体重でも人によって差があります。自分の代謝を測った値ではなく、練習を比べたり計画したりするための目安として使ってください。